鼻の下、口元に薄っすらと毛が生えている。
顔のところどころに浮かび上がる、ニキビ
小さな頃はあんなにつるつるだった脛(スネ)には、産毛ではない立派な黒々とした毛が密生している。
いつの間にやらパパと同じ位に発達してしまった、異様にでかい足。
そして・・・
そのスニーカーから香る異常なまでのバッド スメル!!。
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ふとした瞬間に、違和感を覚え、思わず2度見。
あんなに分からず屋だった、あんなに甘えん坊だった・・・、あんなに可愛いかった、長男が、ママと同じ位まで背が伸びてきた。
思春期男子の特徴
●男性ホルモンの影響で、テレビのエッチな場面に異常な反応を示す
●男性ホルモンの影響で、急激に身体が成長し、身体の違和感を覚え、三兄弟とパパで繰り広げられる、男だらけの水泳大会と化した、我が家のお風呂場にて、「下半身を隠す」という愚行を行う。
●男性ホルモンの影響で、「甲鉄城のカバネリ」のオタクトークがとまらない。
●男性ホルモンの影響で、深夜のアニメを録画する為のHDレコーダーの扱い方が、パパより詳しい。あと、残りのHDの残量の管理がうるさい。
●男性ホルモンの影響で、パパが録画して、HDに入ってる「NHK スペシャル〜ヤノマミ 奥アマゾン 原初の森に生きる〜」を異様に消去しようとする。
●男性ホルモンの影響で、土曜日の朝ごはんのすぐ後に、
「ネェ〜、昼ごはん何食べるぅ?。ねぇねえ、どうすんの?。パパはどうでもいいけどぉ〜。じゃぁ、先生はぁ?、あったっ、ぬぷ」・・・
そうです、ママと先生を言い間違えて、死ぬ程恥ずかしがり、囃し立てる、次男をタコ殴りにします。
思春期男子への対策
性的目覚めにおいての過剰反応
次男・三男をみてください。まだまだ思春期でもないのに、進撃の巨人の女型の巨人に大興奮です。
年相応な対応ですので、何もなかったようにやり過ごしましょう。
「ネェ、ネェ、クラスに可愛い子いないのぉ! じゃぁ、じゃぁ〜、クラブ活動にはいるんじゃなぁい?」
などと面白半分で話しかけると、無言で肩パン、もしくはボディブローを的確にヒットしてきます。
決して軽はずみに異性の話はしてはいけません。
思春期男子は、異様に足が臭い為、思わず
「なんかぁ、スッゲ〜臭いんだけどぉ〜。なっ、ちょっとあんたの足!、スンゲ〜臭いから風呂場で洗ってきてよ!」
などと半分キレぎみに話しかけると、
「足がくせぇのは、俺のせいじゃネェしぃ〜、ワザとじゃぁネェしぃ〜!」
などと意味の無い逆ギレで対応してきます。
ここでは、至って冷静に、パパの熟成された足の匂いを羽交締めにして嗅がせます。
その後、虚ろな眼をして立ち上がり、遠い眼をしたまま、お風呂場へ向かう事でしょう。
彼は悟ったのです。男性ホルモンの恐ろしさを・・・。
深夜の東京MXなどで放送されてる両親がぜんぜん理解出来ないアニメ番組が、HDを占拠するでしょう・・・。
そんな時は、新しい世代が台頭してきた事を理解しましょう。決して石丸ジャッキーチェンのBlu-rayを購入し、一緒に視聴する事を強要してはいけません。
ジャッキーは僕等の時代のヒーローなのです。過ぎ去った過去の時代の遺産である事を理解しましょう。
同じ様に、「甲鉄城のカバネリ」のオタクトークに対し、「北斗の拳」のDVDを購入し、視聴を強要してはいけません。
子供が寝静まった後に、焼酎のアテに一人で鑑賞する事をオススメします。
HD内の「NHK スペシャル〜ヤノマミ 奥アマゾン 原初の森に生きる〜」を必死に消そうとするでしょう。
まだまだ、体力では負けません。暴力に訴えて断固阻止しなければなりません。
「NHK スペシャル〜ヤノマミ 奥アマゾン 原初の森に生きる〜」は過去の遺産ではありません!人類の貴重な記録であり、貴重な資産なのです。
ママの事を、間違えて先生と呼ぶ事があるでしょう。
でも良く考えてみましょう。
四十を超えて、未だに、「右と左が、手の平を見ながらじゃないと分からない」、「奇数と偶数がいまだに理解できない」なんて事があるのですから、男性ホルモンに侵された小学校高学年男子に「ママ」と「先生」は同じに認識されるのです。
それでも恥ずかしがって周りに暴力を振るうようであれば、貴方がサウンドバックになりましょう。男性ホルモンは発散されなければ溜まっていく一方です。
結論として・・・
全ては、男性ホルモンの影響による異常行動の一部であると理解し、長く優しい目で見守りましょう。
40過ぎても思春期男子なのです。「中2病」なんて言い方が有りますが、「四十男性ホルモン病」なんて言葉があっても良いくらい、思春期はこじらせると長引くのです。
思春期真っ只中の小学校高学年男子になっても、私は、「パパは愛してるよ」といつもいつも熱い抱擁という過剰なスキンシップと共に、伝えるが、
「うぜぇ」の一言と共に本気のひじパンチを受けています。
パパは、男性ホルモンのせいだといつも優しく見守っております。
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