世界は勘違いと思い込みで出来ている

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日々雑感

もじゃもじゃ頭のメガネざる

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【日々雑感】

今日、最寄り駅にて電車を待ってるとベンチに駅のゴミ箱から雑誌を回収されている男性(5〜60代)がいました・・・。明らかに挙動不審。ベンチを立ったり線路側へ歩き出したり、大声を出したり・・・。

そのおじさんの視線の中に自分の姿が目に入った模様で、大きな声で叫び出した。「もじゃもじゃ頭のメガネざる」、「もじゃもじゃ頭のメガネざるはクビだー!!」、「携帯なんか触りやがって、出会い系で出来た彼女なんか別れさせてやるー!」 どうやら私の事が気に食わないらしい。またおじさんの(妄想の)会社での就業規則にはそぐわないらしい。

前に仕事の友人にマヤンカレンダーで勝手に占われ、「あなたの特徴は真面目に見えない、特筆すべき特徴が真面目に見えない」と豪語されたほど、きっと周りからは真面目に見えないらしい。そんな容姿がおじさんにはお気に召さないらしかった。自分で冷静に考えてもアラフォーのおっさんが小汚い中途半端な長さの髪型(シャンプー使わず、石鹸のみでゴワゴワ)、黒縁メガネで、会社員のくせに、型に鋲が打った皮ジャン来て、iphoneで動画の音声聞きながら、iphoneの画面いじってたら、まともな人間ではないと判断するのかもしれない・・・。

でも5〜60代のおじさんにとって、きっと【ちゃんとしている】という像が確固としてあるのだ。髪は7:3で、スーツを着て、きっと銀縁辺りのメガネをかけてるのだろう。

駅の中には沢山の人々、都会のベットタウンなのでそういう【ちゃんとしてる】人が多数なのだろう。その中できっと私の容姿は異質だったのだろう。

何が不思議だと思ったかというと、そのおじさんは駅のホームの中では飛び抜けの異質感を放っているのに、その中ではどっちかというと、おじさん寄りの自分の事を異質だと判断し、それを罵倒する事をチョイスしている事だ。明らかに社会的に適合している者に対する苛立ちでも、嫉妬でもなく、自分と同質の物に対し罵倒を繰り返す。

そうきっとおじさんが満たしたかったのは、自己肯定感。罵倒する事が目的。他者を卑下する事で相対価値が上がったと勘違いする事での自己肯定感を味わいたかったのだろう・・・。なんかそういう人の欲求を満たす為に、利用されがちだなぁと思ったりした。

そんな真面目に見えないおじさんが、オススメの動画がこれ、

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